誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)
という肺炎がありますが、
その症状はどういったものになるのか?
日本の高い死亡率を占めている肺炎ですが、
特に誤嚥性肺炎は高齢者がかかりやすいものとなっています。
その誤嚥性肺炎の
症状や口腔ケアの方法などを
今回は紹介していきたいと思います。
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誤嚥性肺炎とは?
誤嚥性肺炎は
肺の中に細菌が入ることによって生じてしまう肺炎です。
この肺炎は
唾液や胃液とともに細菌が流れ込むことが特徴で、
何度も再発しやすいという特徴もあります。
また、
誤嚥性肺炎を発症しているうちに
耐性菌が出来てしまうために、
優れた薬があったとしても
治療が困難というケースがやっかいです。
次の動画でも紹介されていますが、
特に高齢者がかかりやすくなっています。
【誤嚥性肺炎とは? 菊地内科】
死亡率も高くなっているために
油断出来ない肺炎です。
症状としては、
倦怠感であったり、
唾液が飲み込めない等になります。
「発熱」や「せき」といった
分かりやすい症状が出ないケースもあるので、
発見が遅れる可能性もあります。
原因となる菌は?

By: shizhao
誤嚥性肺炎の原因となる菌は
下記のようなものがあげられます。
- 肺炎球菌
- インフルエンザ菌
- 黄色ブドウ球菌
これらの菌が侵入することによって
肺炎が発症してしまうので
いかに侵入するのを防ぐかが重要となります。
また、
細菌の侵入を許すことになってしまう誤嚥ですが、
通常は気管には入らないように
ふたが閉まるようになっています。
しかし、
高齢者などこの機能が衰えてくると、
どうしても侵入を許してしまうこととなり、
誤嚥性肺炎を発症してしまうことも多いのです。
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大事なのは口腔ケア
誤嚥性肺炎の発症を防ぐためには大事なポイントがあります。
- 細菌を器官に入れないこと
- 細菌を口腔ケアで除去しておくこと
特に口腔ケアは誤嚥性肺炎に対して、
非常に効果的だとされており、
様々なところで実践されています。
誤って誤嚥が起きたとしても、
発症するための細菌がいなければ安心ということになります。
どういったケアが?

By: MIKI Yoshihito
誤嚥性肺炎を防ぐための口腔ケアですが、
下のようなものが代表的です。
- 歯磨き
- 入れ歯の手入れ
このどちらも口腔ケアとしては一般的であり、
誤嚥性肺炎の予防には非常に効果が高いものです。
「歯周病」なども
しっかりと治療してやることで効果が高いと言われていますので、
放っておくのは危険です。
歯磨きは通常のブラッシングの他、
フロスなども効果的です。
きれいなお姉さんがフロスの使い方を教えてくれます。
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