秋といえば、
食欲の秋!読書の秋!など
いわれていますが、そんな中の一つに
紅葉というものもありますよね。
葉の色が変わり始めて
色鮮やかに変わりとても綺麗な風景にしてくれる紅葉ですが
紅葉と黄葉があるのをご存知でしょうか?
紅葉と黄葉とは
紅葉と黄葉とは
葉の色の違いによって
紅葉であったり黄葉であったり使われます。
葉の色が鮮やかな紅色になれば紅葉
黄色っぽくなれば黄葉となります。
この読み方ですが
紅葉→こうよう
黄葉→こうよう、おうよう
このように読みます。
ただ、厳密に区別することが難しいため
どちらも「紅葉」呼ばれることが多いです。
なので、
ニュースなどで
「こうようが始まりました」
と聞くことがあると思いますが、
その場合には
紅葉、黄葉の両方を含めて
言われていることになります。
紅葉黄葉の違いについて

By: Takashi .M
紅葉と黄葉の違いについては
先ほども軽く説明しましたが
葉の色の違いです。
「紅葉」になるものはカエデ科が多いようですが
カエデ科と一言で言っても
その数は150種類ほどもあります。
それほど多くありますが
幸運にも日本ではその多くが自生しているんです。
日本はカエデの大量所有国なのです(笑)
イロハカエデやオオモミジ、ヤマモミジなどの
数種類となります。
ちなみに紅葉の葉は
“もみじ”だったり”かえで”と呼ばれたりしますが
どう区別するかというと
葉の切れ込みの数で分けられることが多いです。
葉の切れ込みが
5つ以上にもの→もみじ
それ以外→カエデ
と分けられています。
では
黄葉と呼ばれるのは何なのかというと、
イチョウなどの種類になります。
なぜイチョウは赤色ではなく
黄色に変化するのか不思議ですよね。
その理由は
葉の中に含まれている色素にあります。
葉には色素が二つあり
緑の色素のクロロフィルと
黄色の色素のカロチノイドがあります。
春~夏ではクロロフィルの方が多いため
葉は緑色をしていますが
気温が低くなると
クロロフィルが分解されるので
葉の中にカロチノイドが多くなるために
黄色くなっていくのです。
もみじやかえでが紅い理由ですが
アントシアニンという色素によって
紅くなります。
気温が低くなってくると
葉と枝の間に離層と呼ばれる
栓のような物質が出てきて
葉の中の糖分が枝にいかず葉に溜まります。
そうなると
葉の中では糖とタンパク質の化学反応が起こり、
アントシアニンという物質が作られます。
このアントシアニンが葉を紅くしているのです。
どちらにせよ共通するのは
“気温が低くなったら”ということです。
なので、秋ごろになると
葉の色が変わり始めるのです。
スポンサードリンク
「黄葉&紅葉まつり」がある。

By: skyseeker
秋の風物詩である紅葉を楽しむために
“紅葉祭り”と”黄葉祭り”があります。
紅葉祭りは
美しいもみじを綺麗にライトアップしてあり
その中をゆっくりと散歩したりして楽しむお祭りとなっています。
黄葉祭りは
銀杏祭りとも呼ばれます。
いちょう並木を散歩したり、
写真を撮ったり
風景画を描いたりする人々がいたりと
楽しみ方は個人個人で異なります。
また、模擬店や産地直送の野菜などを
購入できるお店なんかもあったりもします。
詳細は動画をご覧ください。
【山中湖 夕焼けの渚・紅葉祭り2014】
【神宮外苑いちょう祭り2013】
こういったことも楽しめるなんて日本は
良い国だな~なんて感じます。
機会があれば是非行ってみたいと思います。
コメントを残す