マイコプラズマ肺炎という肺炎があります。
通常言われる「肺炎」とは
ちょっと異なる肺炎ですが、
「薬で治せるケースが多い」
というのが特徴の1つです。
症状としては「あまり重くない」ことが多いのですが、
もちろん肺炎であるために油断は禁物です。
全国的に流行ることもあるようですが、
あまり知識を持っていない人も少なくありません。
そこで今回は
マイコプラズマ肺炎について説明したいと思います。
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マイコプラズマ肺炎って何?

By: Wonderlane
マイコプラズマ肺炎というのは
簡単に言えば「変わった肺炎」になります。
肺炎に変わったというのも不思議ですが、
通常の肺炎とは様々な点で違いがあります。
どんな違いかというと下記のような違いです。
- 通常の肺炎とは違いあまり重症にはなりにくい
- 聴診器で肺の音を聞いても悪い音が聞こえてこない
- 原因が細菌より小さく、ウイルスより大きい病原体
通常の肺炎と違い、「重症になりにくい」
というのは幸いではありますが、
同時に見つけにくいというのも落とし穴の1つで
お医者さんでも気付かないケースがあります。
大人でもなるの?

By: DVIDSHUB
マイコプラズマ肺炎は
お子さんの間で流行ることが多いですが、
大人でももちろん感染します。
大人が感染した場合も
子供の場合と同様に咳や発熱がみられます。
ただし、大人だからと言って重症化するわけではなく、
あくまで通常の肺炎よりも軽いものであることが多いです。
身体は元気な場合もあるので、
風邪と勘違いして日常の生活を送ってしまう人もいます。
クスリは効果的?

By: Rob Ireton
マイコプラズマ肺炎の治療を行う上で、
クスリは効果的です。
これは子供でも大人でも変わりません。
重症化すると点滴を打ったり、
入院したりというケースもありますが、
特に入院は稀なケースです。
こちらの動画でも紹介されていますが、
外来のクスリの投薬で治療を終えてしまうことが大部分です。
ただし、
外来でよく出される風邪クスリの類は効果がないので、
その点は注意が必要です。
【健康講座 マイコプラズマ肺炎】
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他の人にうつる?

By: Paul Jerry
マイコプラズマ肺炎は他の人に伝染します。
集団感染などもあるくらいですが
感染力はそれ程度強くはないと言えます。
潜伏期間と発症期間が長いので感染しやすいのです。
「飛沫感染」と「接触感染」が主な感染経路になっています。
ですので、
マイコプラズマ肺炎に感染したら
むやみに外出しないことですが、
外出する時は
マスクなど他人にうつさないための配慮が非常に大事になります。
仕事には行くべき?休むべき?

By: David Goehring
休めるのであれば休むほうが良いのは間違いありません。
むしろ休みたいという人もいるかも…笑
ただし、
マイコプラズマ肺炎は
他人に感染する期間というのが長い
のも特徴の1つですので、
ずっと休むというわけにはいかないのが現実だと思います。
であれば、
しっかりと対策して他人に注意しながら
仕事するしかありませんよね。
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